
昨年に引き続き、2月23日(金)ホテルニューオータニ大阪に於いて、「第2回西日本地区日中友好交流大会」が約400人を集めて盛大に開催されました。(大会事務局は当協会)
はじめに日本側主催者を代表し、梶本徳彦会長が挨拶に立ち「日中友好の大きな柱は『民を以って、官を促す』民と民の交流であり、新時代に入った中国と日本の民間の私たちとが『友好伝統を受け継ぎ、共に良き未来を築く』という趣旨で今大会を開催した。お互いの違いを認識しながら共通の利益を尊重し拡げていくこと。お互いに理解することによって、アジアの平和と世界経済の持続的発展に寄与することを願う」と述べた。
李天然総領事も主催者を代表し「共に歩んできた中日関係の源流を振り返り、新時代における中日交流、協力を共に描く所存です」と挨拶をされた。
続いて来賓を代表し、政府代表/特命全権大使(関西担当)
石川和秀氏が挨拶をされた。

続いての基調講演では、二階俊博・自民党幹事長が「昨年は日中関係改善の年。1972年 日中国交正常化、1978年 日中平和友好条約締結。偉大な先人の大局的な判断だった。原点に立ち返り、「新しい時代」に未来ビジョンを打ち出すチャンス。互恵を超えて、未来を共に創る、『共創』がこれから重要である。
四川大地震から10年、自然災害が多い日本と中国は互いに協力して立ち向かう、世界に広げる『防災減災』、まさに日中共存」と話された。
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続いて程永華大使が演壇に立ち「この機会を借り中日関係改善のため2点を希望する。1.中国との友好交流を進める皆様が日本社会の先頭に立ち、中国の平和的発展を客観的に見ること。 2.民間の立場から各分野での対中往来を推し進めること」と述べられた。

基調講演に続いて、『歴史を振り返り、未来に向けて』と題して、これまでの日中友好の歴史を写真と動画で振り返り、その後、当協会の戸毛敏美副会長と谷井明雄名誉会長が話をした。
谷井名誉会長は鄧小平副首相が来日され松下電器を訪問された時に揮毫された『中日友好前程似錦』の説明をされ、「両国の関係は世代にわたる友好の発展でなければならず、若い世代を取り入れ、関係団体同士の連携を取りながら中国と良い関係を作っていくことが今後のテーマとなる」と述べられた。続いて昨年夏に訪中した大学生関西代表二人が動画で訪中感想を表現し、歌を歌って盛り上げた。

懇親会では、二階自民党幹事長、程大使が挨拶され、新井純大阪府副知事が松井知事の挨拶文を代読された。
また『第2回西日本地区日中友好交流宣言』が日中2ヶ国語で読み上げられ、満場一致で採択された。
アトラクションとして中華同文女声コーラスの合唱と金光大阪高校チアリーダー部による演技が披露された。
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