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文化活動のご案内

定期的に開催して楽しく色々なことを学び合い、会員相互、会員内外との交流を深めています。

1.『文化茶話会(講演会)
会員が一芸に秀でた能力や豊富なご経験を活かして講師になったり、外部の講師をお招きして、楽しい交流をしています。


 
 


 
 開催日時:原則 毎月第3土曜日 14:00から
 場   所 :大阪スカウト会館3階
 主   催 :NPO法人大阪府日中友好協会 文化委員会
 参 加 費 :500円(内容によって変わります)


◎ これからの予定
【第55回文化茶話会】 チラシはこちらです
日  時:2024年4月6日(土)14:00~16:00

講  師:竹下 晃治 氏 豊中市日中友好協会

演 題:「中国2大協奏曲の「黄河」と「梁祝」を観賞しよう」
場 所:大阪ス
カウト会館 3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分)


【第54回文化茶話会】 チラシはこちらです
 
■日 時 :2024年3月16日(土)14:00~16:00

講  師:坂和 章平 氏   弁護士、映画評論家
演 題:「ここ10年の坂和的中国電影論と坂和的日中交流の楽しみ方
場 所:大阪ス
カウト会館 3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分)


◎ 開催結果

【第53回 文化茶話会】
日  時:2023年11月29日(水)14:00~16:00

講  師:謝 春林 氏   中国水墨画家
演 題:「中国画の理解と鑑賞について語る講座

場 所:大阪ス
カウト会館 3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分) 


【第52回 文化茶話会】
日  時:2023年9月14日(木)14:00~16:00

講  師:張 術洲 氏 神戸中華同文学校 名誉校長 

演  題:「スマホを使って日常を動画で記録してみましょう」
場 所:大阪ス
カウト会館 3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分)


【第51回 文化茶話会】
日  時:2023年7月22日(土)14:00~16:00

講  師:岩本公夫 氏 高槻市日中友好協会 

演  題:「門墩(メンドン)中国で消えゆく芸術品」
場 所:大阪スカウト会館 3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分) 
内  容:中国の門墩研究家である岩本公夫さんに漢字文化だから産まれた中国固有の文化遺産
     である門墩を紹介していただきました。1996年に北京で門墩にはじめて出会って以来     さまざまな調査をめぐる経緯など30年近くに亘るエピソードをユーモア溢れる語り口     でお話いただき、また講演後には20名の参加者から複数の質問が出され、活気ある茶     話会になりました。
     会場には門墩の拓本掛軸7幅、北京門墩地図、手作りの門墩10分の1サイズ模型が展示
     され、参加者は実物に触れる貴重な体験をすることができました。


【第50回 文化茶話会】
日  時:2023年4月27日(木)13:00~17:00
場 所:奈良県唐招提寺「瓊花を愛でる」 
奈良県日中友好協会と大阪府日中友好協会との共催が実現
新緑が青空に映える427日、中国鑑真和上ゆかりの唐招提寺を
訪れ、御影堂供華園の瓊花を愛でる会を奈良県日中友好協会と共催で実施しました。奈良、京都、大阪の日中友好協会の会員、駐大阪総領事館の方偉副総領事など総勢
40名が参加し石田執事長の講話、鑑真和上御廟での読経、そして和上の故郷である中国揚州から昭和38年に送られた「瓊花」の白い可憐な花を観覧しました。引き続いての懇親会では思い思いのスピーチで盛り上がり、初めての試みの両協会のコラボが成功し、会員相互の親睦がさらに深まった有意義なひと時でした。

【第49回 文化茶話会】

日  時:2021年7月17日(土) 14:00~16:00 

講  師:笠井 孝之 氏 元読売新聞新聞記者 

演  題:「文化大革命時代のピアノ協奏曲《黄河》について」
場 所:大阪スカウト会館3階会議室(JR環状線「寺田町駅」下車徒歩2分)     
内  容:現役時代は新聞記者としてご活躍され、林彪等についても著書をお持ちの笠井孝之さ
     んに今回は文化大革命の時代にもてはやされたピアノ協奏曲《黄河》について
     ご紹介いただきました。また当日はCDで《黄河》の音楽もご鑑賞いただきました。

【第2回(WEB版)中国語書籍を読もう会】

日 時:2021年6月19日(土) 14:00~16:00 

目 的:自分が読んだ、一番お気に入りの中国人著者の書籍(中国語原書、日本語訳とも可)
     を持ち寄り、参加者に紹介することにより、
      ①現代中国に対する理解をより一層広め深めると共に、
      ②世代や職種や環境の違いを超え、参加者間の親睦を図る。
方 法:6名が一人5分で本の内容や面白い点等を紹介し、残り15分で質疑応答しました。
内 容:今回も18名にご参加いただきました。中国の純文学から、SF小説、ハードボイルド
     小説、推理小説、そしてラテンアメリカ文学まで幅広く話題が広がり、参加者一同
     楽しいひと時を過ごすことができました。


【第2回 中国について語ろう会】

日 時:2021年5月29日(土) 14:00~15:30 

目 的:①いろいろ思いを持っている会員に気持ちを発散させる場を提供する。
     ②会員間のコミュニケーション良化および親睦を図る。
方 法:2ブロック(各40分)に分け、2名の先行スピーカーがそれぞれ10分間スピーチし、
     残り30分で質疑応答や意見交流を行いました。

内 容:今回は2回目でしたが、伊関さんから「コロナ禍の今、ぜひ紹介したい友達から来た
     手紙」についてお話し頂きました。人民日報社の記者からインタビューを受けた話も
     ご紹介いただき、そこから福島原発の問題までテーマが広がっていきました。


【第48回 文化茶話会】

日  時:4月17日(土) 14:00~16:00 

講  師:武内 孝之 氏 熊取町日中友好協会副会長 

演  題:「万葉集の中の異国 第2章 大陸文化と中国文学の影響」 
内  容:万葉集に掲載されている短歌などを基にそれぞれの歌のどこにどのような大陸文化の
     影響を受けているか、大友家持が受けた中国文学の影響、和歌と漢詩の関係、漢詩が
     万葉集に与えた影響などが幅広い視点から語られました。 
    


【第1回 中国映画を観よう会】

日 時:2021年3月13日(土) 14:00~16:00

作品名:「サンザシの樹の下」(原題:《山楂树之恋》)
内 容:中国が世界の映画界に誇る張芸謀監督がメガホンを取った恋愛映画で、
     文化大革命後期の若い男女の悲哀を描いた名作です。
映画終了後ミニ感想会を開催し、
    参加者全員で思いを分かち合いました。


【第1回 中国について語ろう会】

日 時:2021年2月20日(土) 14:00~16:00 

目 的:①いろいろ思いを持っている会員に気持ちを発散させる場を提供する。
     ②会員間のコミュニケーション良化および親睦を図る。
方 法:3ブロック(各40分)に分け、3名の先行スピーカーがそれぞれ10分間スピーチし、
     残り30分で質疑応答や意見交流を行いました。

内 容:今回は初回でしたが、梶本会長を含む計18名の参加を得て、事務所以外に遠距離会議
     システムZOOMも活用し、中国に対する思いについて熱く語り合いました。


【第1回 中国語書籍を読もう会】

日 時:2021年1月23日(土) 14:00~16:00 

目 的:自分が読んだ、一番お気に入りの中国人著者の書籍(中国語原書、日本語訳とも可)
     を持ち寄り、参加者に紹介することにより、
      ①現代中国に対する理解をより一層広め深めると共に、
      ②世代や職種や環境の違いを超え、参加者間の親睦を図る。
方 法:一人5分で本の内容や面白い点等を紹介し、残り5分を質疑応答に当てます。
内 容:大阪府日中の会員も含めて、全国の9都府県から18名が遠距離会議システムZOOMを
     通じて集まり、自分が大好きな思い入れのある中国語書籍について熱く語り合いました。


【第47回 文化茶話会】

日  時:1128日(土) 14:00~16:00 

講  師:藤井 秀幸 氏  当協会 副理事長

演  題:「古代アジアの中の日本 ~隋唐帝国の成立と激動のアジア情勢~」(第4回)

内  容:長期政権を担った唐王朝は、短命に終わった隋王朝以上に周辺国に緊張をもたらします。
      東アジア各国は日本を含めて、権力集中に向けた国内の大改革、戦争による侵攻と滅亡
      という大動乱時代に突入したことを大きなスケールで語っていただき、満員の御礼の上
      好評を博しました。


【第46回 文化茶話会】

日  時:1017日(土) 14:00~16:00  

講  師:竹下 晃治 氏  当協会会員

演  題:「謎の名画『清明上河図』と北宋の首都・開封」 
内  容:中国北宋の都 開封の内外の賑わいを描いた巻物について、講義以外にマルチメディア
      (プロジェクターやDVDなど)を活用してイメージ豊かにご紹介いただきました。
      また、配布資料以外に「清明上河図(清朝版)」、模写蒔絵(約6m)なども展示され
      会場を盛り上げました。  

 

2019年 文化茶話会
11月16日 第45回 講師:林 雅清氏  熊取町日中会長、京都文教大学准教授

演題 「『水滸伝』の好漢にみる“男前”の条件」

李逵や魯智深、武松、燕青などの好漢を取り上げ、その描写やセリフから『水滸伝』における「男前」の概念について説明があり、最後に歴史ドラマの映像を紹介しながらのお話で非常に面白かった。

 

10月26日 第44回 講師:奈良 行博氏  大阪芸術大学短期大学教授当協会理事

演題  日本の老華僑がまもる鬼節行事(みたま供養)

 日本道教協会理事、当協会と関係深い道教友好協会理事長をされている奈良先生には今回初めて登場していただき、フランスの銀行家アルベール・カーンの仏独国境で育った彼の両国相互理解の必要性を活動理念とするご自身の紹介があった。鬼とは、甲骨文字が表す鬼の姿と所作の話、鬼と鬼門の日本展開、道教「三元」の垂直構造と時間軸など新鮮な話ばかりで、老華僑による鬼節活動「盂蘭盆」の活動現状を豊富な写真で興味深く拝見できた。

 
9月28日 第43回 講師:坂和 章平氏  坂和総合法律事務所所長、当協会理事

演題  坂和的中国電影論と日中交流の楽しみ方 ~「シネマルーム43」と「坂和的中国電影大観4」の出版を記念して
 第19回以来の講演をしていただいた坂和先生。本部機関紙「日本と中国」に“熱血弁護士 坂和章平、中国映画を語る”毎月連載され好評を博しているが、今回は先生ご自身の紹介から中国映画の歴史、論点、第5,6世代監督について、社会問題提起作、テーマ別分類、中国映画をめぐる最近の話題など総括的、具体的なお話が大変興味深いものでした。

 
6月15日 第42回 講師:榊原 啓雄氏  枚方市日中友好協会副会長

演題  『行基の社会的事業とその思想 ~遣唐僧 道昭から何を学んだのか
前回は隠元と萬福寺の話が楽しく勉強になり、今回は有名な行基さんの話を多くの関係の深い土地の写真やクイズ形式で説明され、大変分かり易くて、また楽しく拝聴できた。行基の師匠の道昭は遣唐使の留学僧で玄奘三蔵の晩年に師事し愛された。道昭は仏教普及と社会事業を結合した新しい信仰を産み出し、行基はそれを広く推し進めた。 

 
4月20日 第41回 講師:戸毛 敏美氏   当協会副会長

演題  切っても切れない日本と中国
 天の時・地の利・人の和 国土26倍、人口11倍、56以上の民族。今年は五四運動百周年 中華人民共和国成立70周年
           運命共同体
 どんな事があろうと二度と戦争をしない!させない!

 日本と中国は数千年互いに学び発展してきた。「前事不忘  後事之師」。特に近代の歴史を振り返っての講演で、最後に1979年に『小平見大平』(トウ小平が大平首相に逢う)大平元首相の功績について話された。

 
3月16日 第40回 講師:藤井 秀幸氏   当協会副理事長・事務局長

演題  第3回  古代アジアの中の日本
         ~東アジア情勢と「継体・磐井戦争」~

このシリーズ3回目となり、これまで少し難解とかの声もあったので、フリガナを付けたり、資料には図や写真も多いのでカラー印刷にしたりと反省の跡も見られた。

通説とは異なる新解釈での話も多く、強い関心を引いた。大伴金村の『叛乱』で、以後、壬申の乱まで大伴氏は逼塞すると話して、「新元号」で大伴旅人が脚光を浴びたのも何かの縁か?

 
2月16日 第39回 講師:榊原啓雄氏   枚方市日中友好協会副会長

演題  『隠元がもたらした中国の新風 
            ~黄檗文化と日本文化との融合


はじめに日本文化の特徴、色表現、“察しの文化”、「引き算の美学」、日本語について話があり、その後、隠元禅師について、渡来の理由と黄檗僧がもたらした文物などの話があり、多くの写真やクイズを交えて熱のこもった話に引き付けられた。萬福寺についても楽しく理解できた

 
2018年 文化茶話会
11月3日 第38回 講師:藤井秀幸氏   当協会副理事長・事務局長

演題  第2回 古代アジアの中の日本 
激動の東アジア 3世紀後半から倭の5王の時代


炭素14年代法、4世紀のアジア情勢、好太王碑、倭の5王、秦氏についてなど多岐に亘る興味深い内容でした。

 
9月15日 第37回 講師:後藤裕也氏   関西大学非常勤講師

演題 三国志演義~呂布の物語と物語の呂布~


『中国古典名劇選』の3名の編訳者のお一人である、後藤裕也氏は、昨年2月に
、「三国志」について、その時代と物語が生まれるまで、そして『三国志演義』の成立、三国志演義の真の主役~関羽の活躍ぶり~、関羽像は虚か実か? とのお話をしていただき好評でした。今回は続編として
、三国志演義における序盤の重要人物にして、無類の武勇を誇った呂布、その活躍と凋落を追いながら、物語における呂布の存在についてお話しいただきました。

 
   
 8月25日 第36回 講師:藤井秀幸氏   大阪府日中友好協会副理事長

演題 『古代アジアの中の日本
殷代から三国志・卑弥呼の時代を中心に~』

殷周時代、琉球の子安貝の大陸との交易、雲南省をルーツとする水稲耕作、鵜飼などの漁労文化の江南から日本への伝来。宮崎県で出土した東アジアでの稀な大きさの玉

璧、漢時代の出土印、倭人字磚、正史『三国志』についてその執筆意図などを交え、魏志倭人伝の内容について吟味し、卑弥呼の時代を分かり易く話していただき、好評を博しました。

 
 雲南省で購入した藍染の絵柄と鳥取県弥生時代の角田遺跡出土の壺に描かれたパノラマ画のゴンドラに乗って櫂をこぐ頭に羽飾りをつけた鳥装の人が似ている
 6月23日 第35回 講師:于 学偉氏   一般社団法人大阪中華北幫公所理事長

演題 「一般社団法人大阪中華北幫公所について」

 1895年に山東省籍の貿易商組織として設立されてから1916年に日本政府農商務省、内務省許可を取得し「大清北幫商業会議所」に改称し、東北アジアを中心に事業を展開した経緯などを他地域出身華僑との違いなども踏まえてお話を聞き、戦後秘話とも言うべきお話なども聞けて非常に参考になった。

 また当日は、7月14-15日にアベノハルカスで公演予定の「北前ザンブリコ」の女優さんにも来ていただき、説明と歌舞を披露された。

 
  
 
 4月14日 第34回 講師:戸毛敏美氏   当協会副会長

演題 「周総理生誕120周年に思うこと」

 今年は周恩来生誕120周年にも当り、周恩来氏の日本に対する思いを知ろう、ということで戸毛副会長にお話をしていただいた。日中の近代史から国交正常化前後にかけての話を興味深く聴けた。また最後に青木副会長から朱鎔基氏について話をされた。

 
 3月10日 第33回    講師:方 愛郷氏   東北財経大学元教授

演題 「漢字・漢字用語における中日の相違点」

大連の東北財経大学教授(現在ご定年)方愛郷先生に『漢字・漢字用語における中日の相違点』と題して講演をしていただいた。同じ漢字・用語でも日中で意味の違うものや、日本で独自に作られた漢字など、分かり易く話され大好評を博しました。

 

2017年 文化茶話会

11月25日 第32回    講師:戸毛 敏美氏   当協会副会長

演題 NHKスペシャル 「731部隊の真実 
     ~エリート医学者と人体実験」に関して

813日にNHKで放映され話題となった番組に関して、ハルビン生まれハルビン育ち、1958年まで中国におられた戸毛副会長が「私の体験」として身近に起こった事柄などを話していただきました。また日本の「中国侵略」は日清戦争の1894年から50年と考えるべき、とレジメ資料を準備されて近代日本の海外出兵の歴史について語られました。


9月23日 第31回    講師:竹下 晃治氏   当協会会員

演題 『一代女傑・何香凝とその家族、
            そして芸術活動』

     

 今年9月は日中国交正常化45周年の時に当り、これを記念して日中友好協会が、中国の著名な画家で女性革命家・婦人運動家として大きな足跡を残した何香凝の芸術名作展を9516日東京・上野の森美術館で開催した。何香凝は孫文の片腕といわれた廖仲愷の妻にして、中日友好協会初代会長をつとめた廖承志の母にあたる。


 講師からは彼女の生涯とエピソードの紹介があり、非常に興味深かった。最後に今回の名作展で展示された作品を映写して紹介された。参加者は非常に有意義な時間を過ごせた。
7月22日 第30回    講師:緒方 賢一氏   関西学院大学非常勤講師

演題 『中国庭園にみる理想郷』 
 

 中国庭園は西洋の左右対称の庭園や日本の代表的な枯山水と大きく違う点は太湖石を使って組み上げでいること。巨大なものは迷路になっているものもある。建物の門の両柱には漢詩が書かれる等多くの手を加えて完成されている。中国庭園の理想郷とは理想とする自然の姿が凝縮されていることを意味している。行ってみようと思って行ける場所ではなく、偶然行ってみると現実の世界とかけ離れた理想郷であると考えられている。皆さん興味深く聴いた。

6月17日 第29回    講師:方 一如氏   大阪歯科大学国際交流部委員

演題 『東洋医学健康養生と美容鍼灸』 

 東洋医学は悠久の歴史があり、今回の講演では4つの健康法(食事、漢方薬、ツボ療法、気功)と養生法、健康増進法を紹介していただいた。

 また東洋医学的な美容法も紹介された。東洋医学のさまざまな方法を活用し、永遠健康への近道、アンチエイジングで「キレイ」「ワカイ」「健康長寿」という夢をめざそうと、27名の参加者は興味深く、また楽しく先生の講演に聞き入った。



3月18日 第28回    講師:西川 芳樹氏   関西大学非常勤講師

演題 『だんじり祭りと中国古典』 

 2月に続き、『中国古典名劇選』の3名の編訳者のお一人である西川芳樹氏を招いて「だんじり祭りと中国古典」というテーマで、だんじり(山車)の彫刻には中国の古典「三国志」や「水滸伝」、「二十四孝」などを題材にしたものが多いということを豊富な資料の写真で理解できた。また、それは中国の古典を人々に伝えるメディアとしての役割(子供に絵解きの話をする)があり、大正以前の古いだんじりに多く見られる傾向で、古い


だんじりは岸和田や堺よりも周辺地域に残ることが多い(新しいものを作るから古いものは周辺に移る)。大変勉強になりました。
2月25日 第27回      講師: 後藤 裕也氏   関西大学非常勤講師

演題 語り物世界の『三国志』
       ~武将たちの虚像と実像』
 
 昨年6月の文化茶話会で『中国古典劇へのいざない~元雑劇の魅力に迫る』で紹介した「元曲選」の新訳、『中国古典名劇選』の3名の編訳者のお一人である、後藤裕也氏を
招いて、日本人にも馴染みの深い「三国志」について、その時代と物語が生まれるまで、そして『三国志演義』の成立、三国志演義の真の主役~関羽の活躍ぶり~、関羽像は虚か実か?とのお話を分かり易くしていただき、非常に興味深く聴かせてもらいました。1回だけの講演で


は時間切れで『武将たち』の’たち’まで話が進まないので、これからも先生を招いて、続編も企画することになりました。
2016年 文化茶話会
11月19日 第26回      講師: 王 天佐氏   西日本新華僑華人聨合会副会長

演題 日中食文化について』 
 
西日本新華僑華人聨合会副会長の王天佐を招いて、世界の食文化圏、箸食&スポーツと日常生活の革命、和食と中華料理、お箸から橋への思い、私と和食、中華料理についてお話を伺った。
 氏は魚にも詳しく、とらふぐ、うなぎの養殖からロブスター、お箸の持ち方と卓球など興味深い話が尽きなかった。お箸から橋と華僑としての日本と中国の友好への思いには茶話会初となる拍手が沸き起こった。

9月24日 第25回      講師: 中川 義朗氏  「阪南市の起源を見直す」著者

演題 『阪南市から見えた古代中国と日本の関係
    =大発見・芸能と公室祭祀のルーツ=』
 
 今回は阪南市職員の中川氏から第1節に阪南市の向出遺跡探求から見えてきたこととして、シバと古代王権、シバのルーツ。第2節 ノとシバが来た道として、ノと言語の視座、縄と蛇の文化、能登半島と中国南部と王権、日中を結ぶ「能」と「越」、大嘗祭の「ユ」と「ス」、まとめとして「首狩り族の神事」と「沖縄のノから能と直」が天皇家に定着。独創的で多少の独断的な面白いお話であった。

7月23日 第24回      講師: 和田 融氏  吹田市日中副会長

演題 老北京と上方落語考』 
 今回は機関紙「大阪と中国」によくご寄稿いただいている中国通の和田融氏から上方落語について、その歴史から道具や鳴り物、演題、オチに東京落語との違いなどを分かり易くお話いただき、北京では漫才(相声)はあるが落語(単口)は見たことがない。老北京の下町の大道芸や物売りなど写真を交えて楽しく語っていただいた。ビールの小缶の差し入れも準備いただき、茶話会らしい楽しい雰囲気でした

6月25日 第23回      講師: 林 雅清氏   熊取町日中会長、京都文教大学専任講師

演題 中国古典劇へのいざない
      ~元雑劇の魅力に迫る』
 
 
今回は機関紙「大阪と中国」5月1日号の会員消息欄に「待望の『元曲選』の新訳―『中国古典名劇選』を刊行しました」 の原稿を書いていただいた林雅清氏をお招きしました。

 本には、2010年に映画にもなった復讐劇「趙氏孤児」 (映画邦題「運命の子」)など日本人にも馴染みのある10作品が翻訳され、丁寧な解説や語注、コラムもあります。 一般にあまり知られていない「元曲」について、その魅力をお話していただきました。
4月23日 第22回      講師: 竹下 晃治氏   大阪府日中会員

演題 『台湾史』 
 豊中市在住。中国ビジネス50年を経て、一昨年に完全フリーとなり読書と旅行を楽しんでおられる竹下晃治氏をお招きし、意外とよく知らない「台湾史」について、分かりやすく講演していただいた。

3月19日 第21回      講師: 西澤 信善氏   東亜大学客員教授

演題 『私の歴史学習:
      日本の近現代史を考え直す』
 
 明治維新の評価から日清日露戦争、満州国への道、アジア太平洋戦争と戦後処理までの日本の近現代史を振り返り問題意識と結論として「正しい歴史認識こそが日中友好の土台」ビジネス、文化、スポーツの3本柱による緊密な交流を推進し、友好関係を深め信頼関係を醸成しようとのお話があった。

2月20日 第20回      講師: 方 愛郷氏   東北財経大学教授

演題 『観光が切り開く新たな中日関係
    ―深まりつつある日本への理解― 』

   
 昨今、中国からの訪日客が増加して話題にもなっていますが、今回、方先生から背景について、1)中国について、建国後の歩み、人口の推移、2)中国観光業の進展、祝祭日の推移、中国海外観光の現状について非常に分かり易く説明くださり、観光に



よる日本への理解と観光が切り開く新たな中日関係についても写真を交えなが ら楽しくお話いただいた。
 日本観光についてはモノから体験型へ、また中日両方の行き来(ノコギリ)が大切だと改めて感じた。


2015年 文化茶話会 
11月28日 第19回      講師: 坂和 章平氏   弁護士、映画評論家

演題 『坂和的中国電影論と日中友好の楽しみ方』

 坂和先生から今回の2時間バージョンの講演資料を基に楽しくお話を伺った。坂和氏は「ナニワのオッチャン弁護士、映画を斬る!」「SHOU-HEI シネマシリーズ」など多数の書作があり、北京電影学院で坂和賞が発足し審査委員会主席に選ばれるなど大活躍中。次回もお話を聴きたいとの声が多かった。


9月26日 第18回      講師: 武内 孝之氏   当協会相談役、熊取町日中前会長

演題 「万葉集のなかの異国―万葉仮名の成り立ち、
            
仏教伝来、道教の影響―

 アルタイ語について、当時の東アジアの歴史情勢・地図など豊富な背景説明から万葉集についての興味深いお話をして頂き、参加者からは非常に勉強になったとの声が寄せられた。

7月18日 第17回 第1部 講演 大薮 二朗氏 (当協会副理事長)
            第2部 映画「ソ満国境 15歳の夏」試写会を開催


 「戦後70年と大阪府日中創立65周年の歴史
   元理事長・雨宮礼三氏についてを中心に」


映画 「ソ満国境 15歳の夏」を上映
6月20日 第16回      講師: 見本 重宏氏     関西日中平和友好会会長

演題 「私の戦後70年と日中友好について」

4月25日  第15回     講師:劉 中耀氏      大阪華僑総会会長

大阪華僑総会会長・劉中耀氏の2度目となる講演が425日に行なわれました。前回は昨年2月に「華僑について」話をして頂き大好評でした。

今回は戦後70年にあたることもあり、「在日126年の家庭に生まれた中国人の戦後70年」についてご自身の経験に基づいてお話していただきました。

3月28日  第14回      講師:はらだ おさむ氏   当協会相談役

はらだ おさむさん(当協会相談役、元関西日中関係学会会長)をお招きし、「『徒然中国』のあれこれ」と題して講演を馮していただきました。初めに中国映画の巨匠チャン・イーモーが女優コン・リーと8年ぶりにタッグを組んだ『妻への家路』についてのお話から、80年代の上海について、「64」のこと、温故知新など 商社マン、日中経済交流のコンサルタントとして、また中国と中国人をよく知る文化人として訪中歴二百数十回に及ぶはらださんの豊富な体験と中国への思いに溢れる貴重なお話をうかがいました。

 
 2014年 文化茶話会  
11月15日  第13回     講師:林 雅清氏   熊取町日中会長・京都文教大学講師

講師に林雅清・熊取町日中会長、京都文教大学ライフデザイン学科専任講師をお招きして、「日中仏教比較-お寺と僧侶の今昔-」との題で22名の参加者を集めて開催しました。

 中国の思想と宗教、中国仏教の歴史と寺院など高度な内容を分かり易く、林氏が訪中した際に撮影された多数の写真で説明しながら現在の中国における仏教の状況を話され、参加者からは「目からうろこ」だった、「もっとお話を聴いていたい」など非常な好評を博しました。「阿弥陀経」を中国語で朗々と唱え、また中国人からの質問にも中国語で答えられたのはさすがでした。

7月19日  第12回     講師:小林昭雄氏   大阪大学名誉教授・テラプロジェクト理事長

大阪大学名誉教授・特任教授、「社団」テラプロジェクト理事長の小林昭雄氏を講師にお招きして 「日中友好的象征樹 神木、杜仲でつくる日中友好の橋」という題でお話をしていただきました。小林先生は中国陝西省や河南省を中心に、環境悪化軽減や化石燃料依存軽減のため、杜仲の栽培、植林に取り組んでおられます。

  当日は共同開発された、杜仲精粉茶をご持参くださり賞味させてもらいました。

6月21日  第11回    講師:樫井賢一氏   熊取町日中理事長
熊取町日中の理事長で当協会常任理事の樫井賢一氏に講師になって頂き「道になった男ー孔子ー」という題で、熱い想いのお話を面白く楽しく話して頂きました。
5月17日  第10回   講師:吉澤宏始氏  当協会相談役・前日中経済貿易センター理事長

吉澤宏始氏に「日中貿易の65(19492013)」という題でお話をして頂きました。また、1950年代の日中貿易について詳しく研究されている李豊さん、神戸大学大学教育推進機構・非常勤講師、日本学術振興会・特別研究員にもお話をして頂きました。

4月19日  第9回     講師: 谷井昭雄氏  当協会会長・パナソニック(株)特別顧問

講師として谷井昭雄・当協会会長、日中経済貿易センター名誉会長、パナソニック(株)特別顧問を招き、「生誕120年 松下幸之助との思い出」と題して、有名なパナソニックの創業者の松下幸之助と中国との関わりから色々と大変興味深いお話をしてもらいました。会場は60名を超える参加者となり、質疑もあり有意義な時間を過ごしました。

3月15日  第8回    講師:山本義輝氏   当協会評議員・阪南市日中 

               演題 「農業現代化交流による日中友好―私の体験を基に」

2月15日  第7回    講師:劉中耀氏   大阪華僑総会会長
                演題 「華僑について」

2013年 文化茶話会

11月16日  第6回   講師:竹下晃治氏   豊中市日中
                演題 「西村真琴と魯迅」
10月19日  第5回   講師:宮本靖彦氏    豊中市日中

                 演題 「日中友好貿易の歴史」

9月21日  第4回    講師:本郷成保美氏   当協会評議員
                演題 「太極拳について」
8月31日  第3回   講師:青木俊一郎氏   当協会副会長・日中経済貿易センター理事長
               演題 「世界の華僑」
7月20日  第2回   講師:藤井秀幸氏     当協会事務局長
              演題 「欧州・原点としての古代ローマ」
6月15日  第1回    講師:花谷 幸比古氏   鶴見神社宮司、当協会理事

文化委員会の主催で、本年度第1回目となる「文化茶話会」 ~ちょっとティータイムしませんか~が開催されました。

 記念すべき第1回目の講師として、花谷幸比古氏(鶴見神社宮司、学校法人森ノ宮医療学園の理事)にお願いをして、「東洋医学とは何か」、「中西医合作」についてわかり易く、非常に興味深いお話をして頂きました。


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