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クラシック音楽あれこれ

ウィーン・フィルハーモニーウィーク イン ジャパン 2004
ワレリー・ゲルギエフ 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 2004/11/12

ウィーン・フィルの演奏を聴いてきました。

  前半プログラムは、ウィーン・フィルらしく、
 ヨハン・シュトラウスU世のワルツ、ポルカ集で、
 ウィーンの気分を満喫といった感じでした。
  やはり、軽いタッチで、聴いている者の気分まで、
 軽く、明るい気分にさせていただける訳ですが、
 大御所の演奏は、独特の間・揺れ・気負いなさ・さらっと感があり、
 無駄のない上品なサウンドだなあと思いました。

 後半は、チャイコフスキーの交響曲第6番 ロ短調 OP74で
これは皆さんもご存知の「悲愴」ですが、
チャイコフスキー(1840−93)の突然の死によって
まさに「辞世の作」となった作品。
1893年の10月16日にチャイコフスキー自身の指揮により初演され、
そのあと25日に死去。
死因はコレラか同姓愛を罪状とする謀殺説となっていますが、
たぶん病死だろうということです。
 この曲は私も大好きですが、わりといつもは重みのある、
どちらかというとねっとりとした演奏を聴いていますし、
そちらの方が好みではあるのですが、
今回の演奏は実に洗練された軽やかな悲愴のように思えました。
やはり、クラシック音楽というとまだまだヨーロッパには、、、。
と思う私にとって、垢抜けすぎているような気もしましたが、
全体的にはよくまとまって、満足感は充分と言った感想です。
 ワレリー・ゲルギエフさんも、思ったよりすっきりとした指揮・容貌に思えました。



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