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クラシック音楽あれこれ

オペラ「リゴレット」
指揮 ジョルジョ・クローチ
ソフィア国立歌劇場
ソフィア国立歌劇場管弦楽団・ソフィア国立歌劇場合唱団

オペラ「リゴレット」を鑑賞しました。

「リゴレット」はヴェルディの出世作となったオペラで、
美しい旋律とアリアがちりばめられた完成度の高い作品。

舞台は16世紀のマントヴァの街。
遊び人の公爵に仕える道化のリゴレットの苦悩と、
娘ジルダの悲しくはかない恋物語。
オペラ「リゴレット」は「椿姫」「アイーダ」と共に、
ヴェルディの傑作オペラとして有名ですが、
今回の呼び物は、なんと言っても
主役ジルダを歌うソプラノ アンドレア・ロスト。
ハンガリー出身です。
世界の超一流オペラハウスをまたにかけ活躍しています。

彼女の歌もいいですが、なんといってもとても魅力的で美しい方です。
華やかで、ドラマティックな演技と歌唱が印象的です。

「リゴレット」のジルダ役は、
恋人の身代わりになって死んでいくシーンなど
歌と演技が重要な場面がとても多く、
歌、演技、容姿3拍子そろった歌手は
今回のロストのように貴重だとも言われています。

ブルガリアで最も古い伝統を誇るソフィア国立歌劇場は、
数々のスターを生んだオペラハウスですが
日本へは3回目の来日公演です。
さすが歴史のある歌劇団だけあり、今回のオペラは本物志向というか、
脚色やセットや衣装に圧倒されることもなく、
まさに声と演技の素の力に脱帽といった舞台でした。
しっかり地に足がついた公演のように思えました。
帰り道、何かずっしりとした満足感に足取りが軽くなる嬉しさを感じました。





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