第220回(6月)例会ー総会記念講演のご案内 (終了) 
 昨年度の日中貿易は対米を抜いてトップとなり、いまやその経済交流は両国にとっても不可欠のポジションにあります。

 中国における4月の「反日」デモは、こうした流れのなかで改めて相互理解の重要性を示唆しているといえましょう。
 
 当協会は発足以来、「半歩早い情報の提供」と経済交流の現場における「フォローアップ」をモットーに、89年の天安門事件の直後でも<変わるものと変わらぬもの>を見据えて事業を展開してきました。

 総会の開催に当たり、この原点を踏まえ具体的事業をどのように展開するか、会員各位の活発なご意見・ご提案をいただきたく存じます。(総会参加は会員のみ)
 
 また、総会記念講演には、中国経済の底辺を支える「民工」問題についてアップツーデイトな解説をいただくことになっており、会食交流会もあわせてご案内申し上げる次第です。
 
◆と き:2005年6月3日(金) PM4:00〜

◆ところ:北京料理「神仙閣」
      (大阪駅前第一ビル12F 電話06−6341−4071)

◆次 第:PM4:00 総会
       PM5:00 記念講演会

◆テーマ:「上海市における労働市場の構造変化
            〜アンケート調査の結果を踏まえて」
中国の流動人口はすでに1億5千万人をこえており、その80%以上が農業戸籍の農民です。
この3年余り、講師は上海でこの実態を調査され、上海の「住民」でありながら、上海「市民」でないこれらの「民工」たちが、いかに上海経済の裾野で虐げられながらその繁栄を支えてきているかを明らかにされました。この問題は現地進出の企業にとっても留意しなければならないことであり、すでに上海語をしゃべらない20代、30代の青年たちが上海「住民」の3分の1以上を占めている現実を直視する必要があります。中国の市場は、労務環境はどうなるのでしょうか・・・。

◆講 師:桃山学院大学経済学部 教授 厳 善平 先生
厳先生 最新のレポート
「大上海の繁栄と民工」(『上海経済交流』2005年4月号、当協会)
■「中国の所得分配と貧困問題」(『東亜』2005年5月号、霞山会)
■「中国の経済格差」(『経済セミナー』2005年6月号、日本評論社)

◆参加費:記念講演会 会員        無料 
               一般        1000円(交流会参加者は会員扱い)
       会食交流会 会員、一般とも  5000円